プロラインとLINE公式アカウントの違い|連携すると何が変わる?

プロラインフリーとLINE公式アカウントは、どちらか一方を選ぶサービスではありません。

結論からいうと、LINE公式アカウントは友だちとつながり、メッセージを届ける土台プロラインフリーはその運用を細かく自動化する拡張ツールです。プロラインフリーだけでLINE配信を始めるのではなく、LINE公式アカウントと連携して使います。

連携すると、友だちの行動に合わせたステップ配信、シナリオの移動、タグを使った顧客管理、回答内容に応じた案内の出し分けなどを設計しやすくなります。一方、LINE公式アカウント側の月間メッセージ通数や料金はなくなりません。

この記事では、両者の役割と機能の違い、連携後にできること、向いている運用を初めての方にもわかるように整理します。

目次
  1. プロラインとLINE公式アカウントの違いを先に比較
  2. LINE公式アカウントは友だちとつながるための土台
  3. プロラインフリーは配信と顧客対応を細かく自動化する
  4. 連携すると変わる5つのこと
    1. 1.反応に合わせてステップ配信を分けられる
    2. 2.友だちをタグやシナリオで整理できる
    3. 3.相手に応じてリッチメニューを切り替えられる
    4. 4.フォームやページを配信後の行動につなげられる
    5. 5.流入元や友だちの行動を見て改善しやすくなる
  5. 連携後もLINE公式アカウントの料金と送信通数は残る
    1. LINE公式側で数えられるメッセージの例
  6. どちらを使うべき?目的別の選び方
    1. LINE公式アカウントだけでも始めやすいケース
    2. プロラインフリーとの連携が向くケース
  7. 連携前に知っておきたい3つの注意点
    1. 1.LINE公式アカウントの作成が先に必要
    2. 2.Messaging APIとWebhookの設定が必要
    3. 3.連携後は応答設定の重複に注意する
  8. よくある質問
    1. プロラインフリーだけでLINE配信できますか?
    2. LINE公式アカウントにもステップ配信があるのに、連携する意味はありますか?
    3. 連携するとLINE公式アカウントの月額料金は不要になりますか?
    4. すでに使っているLINE公式アカウントにも連携できますか?
    5. LINE公式アカウントのCRMオプションと、どちらを選べばよいですか?
  9. まとめ:LINE公式を土台に、必要な自動化をプロラインで加える
    1. 参考資料

プロラインとLINE公式アカウントの違いを先に比較

まずは、役割の違いを一覧で確認しましょう。

比較項目LINE公式アカウントプロラインフリー
主な役割友だち追加、メッセージ配信、チャット、クーポンなどの基本運用LINE公式アカウントの配信・顧客管理・販売導線を拡張
単体での利用できるLINE公式アカウントとの連携が必要
一斉配信できる連携したLINE公式アカウントから配信できる
ステップ配信基本機能として利用できるシナリオ移動を含む、より細かなステップ配信を設計できる
顧客管理チャット管理に加え、有料のCRMオプションでも拡張可能タグやシナリオ、フォーム回答などを組み合わせて管理
ページ・フォーム作成リサーチなど一部の機能あり登録フォームやコンテンツページを作成できる
リッチメニュー作成・表示できるシナリオなどに応じて表示を切り替えられる
料金の考え方月間メッセージ通数に応じて基本プランを選ぶプロライン側のプラン料金と、LINE公式側の料金を分けて考える

※LINE公式アカウントの機能・料金は2026年7月29日時点。CRMオプションを含む各オプションの利用条件は別途確認が必要です。

つまり、LINE公式アカウントを置き換えるのではなく、その上にプロラインフリーの仕組みを加える関係です。LINE公式アカウントだけでも通常の配信やチャットはできますが、友だちの反応ごとに案内を変えたい場合は、拡張ツールを連携する意味が大きくなります。

LINE公式アカウントは友だちとつながるための土台

LINE公式アカウントは、企業や店舗がLINE上で情報を届けるための公式サービスです。一斉配信だけでなく、チャット、あいさつメッセージ、応答メッセージ、クーポン、ショップカード、リッチメニュー、ステップ配信などを利用できます。

たとえば、次のような運用ならLINE公式アカウントだけでも始められます。

  • 新商品やキャンペーンを月に数回まとめて案内する
  • 問い合わせへ個別に返信する
  • クーポンやショップカードで再来店を促す
  • 友だち追加後に、決めておいた順番で基本的な案内を送る

LINE公式アカウントにもステップ配信や絞り込み配信があるため、「自動配信はプロラインでしかできない」という説明は正確ではありません。違いは、自動配信ができるかどうかではなく、友だちの行動や状態に合わせて、どこまで細かく配信経路を組み替えられるかにあります。

また、2026年6月には有料の「CRMオプション」も案内されています。CRMは、顧客情報を管理し、関係づくりに活用する仕組みのことです。このオプションでは、フォームで得た情報を基にタグを付け、条件に合わせて配信する運用ができます。

そのため、比較するときは「LINE公式アカウントには顧客管理がない」と考えるのではなく、基本機能のまま使う場合、有料オプションを加える場合、外部の拡張ツールを連携する場合に分けて考えることが大切です。

プロラインフリーは配信と顧客対応を細かく自動化する

プロラインフリーは、LINE公式アカウント専用のLINE集客ツールです。公式マニュアルでは、通常のLINE公式アカウントだけでは難しい複雑なステップ配信や、コンテンツページの作成などを実現するサービスとして案内されています。

主な役割は、全員へ同じ内容を送る運用から、友だち一人ひとりの状況に合わせた運用へ広げることです。

たとえば、資料を請求した人には詳しい事例を送り、予約ページを見た人には空き状況を案内し、申込みを終えた人には購入者向けのフォローへ移す、といった流れを作れます。

プロラインフリーのパソコンとスマホの管理画面イメージ
出典:プロラインフリー公式提供素材

プロラインフリーを初めて知った方は、先にプロラインフリーとは何か、できることをまとめた記事を読むと、全体像をつかみやすくなります。

連携すると変わる5つのこと

1.反応に合わせてステップ配信を分けられる

ステップ配信は、あらかじめ用意したメッセージを、決めた順番とタイミングで自動送信する機能です。

LINE公式アカウントにもステップ配信はありますが、プロラインフリーではシナリオの移動を組み合わせ、途中の反応に合わせて別の流れへ案内できます。

たとえば、7日間の案内を送る途中で「初心者向け資料」を選んだ人は基礎コースへ、「料金表」を見た人は比較コースへ移す設計です。全員へ同じ順番で送り続けるより、関心に近い内容を届けやすくなります。

プロラインフリーで顧客ごとにステップ配信を設定できる画面
出典:プロラインフリー公式提供資料

2.友だちをタグやシナリオで整理できる

「資料請求済み」「体験予約済み」「商品Aに関心あり」のようにタグを付けると、友だちの状態を管理しやすくなります。

さらに、登録フォームの回答、クリック、申込みなどを配信設計とつなげれば、必要な人だけに案内を送れます。配信対象を絞ることで、関係のないメッセージが増えるのを避けやすくなります。

LINE公式アカウント側にも有料のCRMオプションが登場しているため、顧客管理そのものはプロラインフリーだけの機能ではありません。導入時は、必要な自動化の深さ、既存の仕組み、料金を比べて選びましょう。

プロラインフリーで友だちの情報を確認し絞り込み配信する管理画面
出典:プロラインフリー公式提供資料

3.相手に応じてリッチメニューを切り替えられる

リッチメニューは、LINEのトーク画面下部に表示する大きなメニューです。

LINE公式アカウントでも作成できますが、プロラインフリーとMessaging APIで連携すると、シナリオに応じたリッチメニューを利用できます。見込み客には「無料相談・サービス紹介」、購入者には「会員ページ・サポート」と表示を変えるような設計が可能です。

誰にでも同じ入口を見せるのではなく、その時点で必要な案内を出せるため、友だちが次に何をすればよいか迷いにくくなります。

4.フォームやページを配信後の行動につなげられる

プロラインフリーでは、登録フォームやコンテンツページを作り、回答や閲覧後の動きをシナリオへつなげられます。

たとえば、アンケートで「個別相談を希望する」と回答した人へ予約案内を送り、「まず資料を読みたい」と回答した人へ解説ページを案内する流れです。

LINEでメッセージを送って終わるのではなく、回答、案内、申込み、購入後フォローまでを一つの流れとして組み立てやすくなります。

5.流入元や友だちの行動を見て改善しやすくなる

どこから友だち追加されたか、どの案内に反応したかを把握できると、効果の低い導線を見直しやすくなります。

プロラインフリーでは、より高度な流入元計測や登録時のシナリオ変更などを使う場合、Messaging APIに加えてLINEログインチャネルの設定が必要です。すべての運用でLINEログインが必須というわけではなく、使いたい機能に応じて設定します。

連携後もLINE公式アカウントの料金と送信通数は残る

ここは、導入前に特に間違えやすいところです。

プロラインフリー側で「送信数無制限」と案内されていても、LINE公式アカウント側の月間メッセージ通数まで無制限になるわけではありません。Messaging APIのPush APIなどを使う配信は、LINE公式アカウント側で通数に数えられます。

2026年7月29日時点のLINE公式アカウントには、月額0円・200通のコミュニケーションプラン、月額5,000円(税別)・5,000通のライトプラン、月額15,000円(税別)・30,000通のスタンダードプランがあります。スタンダードプランのみ追加メッセージを配信できます。

プロラインフリーの利用料とLINE公式アカウントの配信費用は、別々に考えましょう。友だち数と配信頻度から月間通数を見積もると、予算を立てやすくなります。

より詳しい料金とプランの選び方は、プロラインフリーの料金記事で確認できます。

LINE公式側で数えられるメッセージの例

数えられる主な配信数えられない主な配信
一斉配信、絞り込み配信、ステップ配信、Messaging APIのPush APIなどLINE公式のチャット送受信、応答メッセージ、あいさつメッセージ、Messaging APIのReply API

※プロラインフリーから送る個別チャットやテスト配信は、送信方法によってLINE公式側の通数に含まれる場合があります。公開前・運用前に公式マニュアルと管理画面で確認してください。

どちらを使うべき?目的別の選び方

LINE公式アカウントだけでも始めやすいケース

  • 月に数回、一斉配信することが中心
  • クーポン、ショップカード、チャット対応をまず試したい
  • 配信の分岐や顧客情報の管理がまだ必要ない
  • 最初は設定を少なくして運用に慣れたい

配信内容がシンプルなら、最初から複雑な仕組みを作る必要はありません。友だちが増え、手作業が負担になった時点で拡張を考える方法もあります。

プロラインフリーとの連携が向くケース

  • 友だち追加後の案内を自動化したい
  • 回答やクリックに合わせて配信内容を変えたい
  • 見込み客、申込者、購入者を分けて管理したい
  • フォーム、ページ、予約、決済などをLINEの導線につなげたい
  • リッチメニューを相手の状態に合わせて切り替えたい

一つでも当てはまるなら、無料で小さなシナリオを作り、実際の管理画面と操作感を確認すると判断しやすくなります。

無料プランあり

プロラインフリーの機能と利用条件を確認する

友だちの反応に合わせた配信や顧客管理を試したい場合は、無料プランで管理画面と使える機能を確認できます。

無料で試せる機能を公式サイトで確認する ↗

※プロラインフリー公式サイトへ移動します。

連携前に知っておきたい3つの注意点

1.LINE公式アカウントの作成が先に必要

プロラインフリーはLINE公式アカウントの代わりではないため、連携するLINE公式アカウントを用意します。すでに運用中のアカウントがある場合は、誤って別のアカウントをつながないように名称やチャネル情報を確認しましょう。

2.Messaging APIとWebhookの設定が必要

Messaging APIは、LINE公式アカウントと外部ツールが情報をやり取りするための仕組みです。

公式の連携手順では、LINE Official Account ManagerでMessaging APIを有効にし、チャネルIDとチャネルシークレットをプロラインフリーへ設定します。さらに、Webhookをオンにします。Webhookをオフにすると、新しい友だちがプロライン側へ表示されない、キーワード応答が動かないといった状態につながります。

連携手順を画面つきで確認したい場合は、プロラインフリーの始め方へ進んでください。

プロラインフリーとLINE公式アカウントを連携する方法

3.連携後は応答設定の重複に注意する

LINE公式アカウント側とプロラインフリー側の両方で、あいさつメッセージや応答メッセージを有効にすると、同じタイミングで複数の案内が送られるおそれがあります。

公式の初期設定手順では、LINE公式アカウント側のチャット、あいさつメッセージ、応答メッセージをオフ、Webhookをオンにする設定が案内されています。ただし、チャットとWebhookを併用する方法も公式マニュアルに用意されています。運用方法に合わせ、最新の手順を確認して設定してください。

よくある質問

プロラインフリーだけでLINE配信できますか?

いいえ。LINE公式アカウントを用意し、Messaging APIで連携して使います。手順は、1.LINE公式アカウントを作成、2.プロラインフリーへ登録、3.初期設定ナビで連携、の順です。

LINE公式アカウントにもステップ配信があるのに、連携する意味はありますか?

あります。1.途中の反応を見る、2.タグやシナリオを切り替える、3.相手ごとに別の案内へ進める、といった細かな自動化が必要な場合に、プロラインフリーを連携する意味が大きくなります。

連携するとLINE公式アカウントの月額料金は不要になりますか?

不要にはなりません。1.友だち数、2.配信回数、3.月間通数を確認し、LINE公式アカウント側のプランを選びます。プロラインフリー側とLINE公式側の費用は分けて考えてください。

すでに使っているLINE公式アカウントにも連携できますか?

連携できます。1.対象アカウントを確認、2.Messaging APIを有効化、3.チャネル情報とWebhookを設定します。配信中の応答設定がある場合は、重複送信を避けるため事前に見直しましょう。

LINE公式アカウントのCRMオプションと、どちらを選べばよいですか?

1.必要なフォーム・タグ・自動化を整理し、2.既存の管理方法との相性を確認、3.月額費用と設定負担を比較します。高度なシナリオ移動やページ作成まで求める場合は、プロラインフリーも候補になります。

まとめ:LINE公式を土台に、必要な自動化をプロラインで加える

LINE公式アカウントとプロラインフリーの違いは、役割にあります。

  • LINE公式アカウントは、友だちとつながり、配信やチャットを行う土台
  • プロラインフリーは、配信の分岐、顧客管理、ページやフォームを組み合わせる拡張ツール
  • プロラインフリーは単体ではなく、LINE公式アカウントと連携して使う
  • 連携後も、LINE公式アカウント側の料金と月間メッセージ通数は残る
  • LINE公式側にもCRMオプションがあるため、必要な機能と費用で比べる

一斉配信とチャットが中心なら、LINE公式アカウントだけで始める方法もあります。友だちの反応に合わせて案内を変え、申込みや購入後まで自動でフォローしたいなら、プロラインフリーとの連携を検討しやすいでしょう。

まずは無料プランから確認

LINE公式アカウントに必要な自動化を加える

無料登録後は、初期設定ナビに沿ってLINE公式アカウントとの連携を進められます。管理画面を触りながら、必要な機能を確かめてみましょう。

【無料ではじめる】プロライン公式サイトへ ↗

※プロラインフリー公式サイトへ移動します。登録後はLINE公式アカウントとの連携設定が必要です。

参考資料

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